赤目四十八滝
(あかめしじゅうはちたき)


2004.11.3 荷担滝
荷を背負っているように見えるかな?
左の写真では滝が連続し段瀑のように見えるが、手前の滝を荷担滝という。

2004.11.3 琵琶滝


@所在地:三重県名張市
A分類・落差
荷担滝:分岐瀑・8m
琵琶滝:直瀑・15m

B概要:赤目四十八滝は、奈良県宇陀郡曽爾村の肘折山(922m)付近を源とする滝川に
かかり、滝水は名張川、木津川、淀川をへて大阪湾にそそぐ。
赤目の由来は、役の行者が滝で修行をしていると、赤い目の牛に乗った不動明王が現れ
その霊示によって延寿院を創建したことに起因していると言う。また、四十八滝の名は
阿弥陀如来の済度四十八願になぞらえ、数の多いことを表していて、滝の実数が48ある
わけではないという。約4kmの渓谷には、行者滝から始まって最奥の岩窟滝まで大小
様々な滝がある。中でも、不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝は赤目五瀑と
呼ばれ、景観が秀でているという。日本の滝百選の一つ。

赤目四十八滝の詳細は、”赤目四十八滝渓谷保勝会”を参考にされたい。

2004.11.3(木)10時45分、駐車場で赤目四十八滝探勝案内図をもらって、日本サンショウウオ
センター(入山料\300/人)から名張川支流の滝川沿いの遊歩道に入る。今日は祝日である。
観光バスが多数来ていて遊歩道は所々長い列ができ、狭い場所はお互い譲り合っての探索となった。
探勝案内図によれば、最終の滝「巌窟の滝」まで約4km、所要時間は往復3時間とある。
時間が限られているので、一気に琵琶滝まで行き、写真を撮りながら帰って来ることに
する。大小の滝や淵が連続するすばらしい渓谷だが、明るいうちに松阪市まで戻る約束
なので、琵琶滝まで急ぐ。混雑していたが、約1時間で着く。琵琶滝前で昼食を食べながら
汗が引くのを待つ。琵琶滝を撮影し、次の目標である荷担(にない)滝まで戻る。荷担は
助勢する意味ではないので”かたん”とは読まず、荷を肩にかつぐこと、背に負う
意味で”にない”と読むようだ。大きな岩を挟んで滝水が左右に分かれ落ちる姿を目の前に
すると、その名の由来も合点がいく。往きは逆光で明暗差が著しく撮影条件はよくなかった
が、帰りは滝全体が日陰となり、そこにようやく色づきはじめた紅葉がからみきれいだ。
無心でシャッターを押していると、あっと言う間に時間が経ち、遊歩道を一気に下ら
なければならない時間になっている。また来られる機会があるならば、近くで2〜3泊して
ゆっくり歩きたいと思う。

赤目四十八滝までのルートはたくさんあるが、筆者が利用した松阪ルートを紹介する。
松阪市内から国道166、368、369号線を経て県道28号線に入り、室生寺前を通過し
国道165号線に入る。ここまで82km。名張市に向かい約6kmで赤目口交差点である。
標識を確認し、右折する。約5kmで赤目駐車場である。
筆者は松阪市内のホテルを8時に出発。国道166号線から368号線に入る予定が交差点を
見落としてしまい約20分のロス。休憩したと思えばたいした時間ではない。それよりも
安全運転です。(笑)国道368号線は、飯南町と美杉村との境界にある峠付近が約4kmに渡り
離合困難な道となりハラハラ、ドキドキだった。数台の車と交差したが無事美杉に入った。
赤目駐車場には10時30分に到着。
復路は名張市から国道165号線を久居市まで行き、県道24号線を経て松阪市内に入った。
こちらの方が距離が短く(往路よりも約1時間短縮できた)、道路の状態もはるかによかった。