アオノツガザクラ (青栂桜)
Phyllodoce aleutica
ツツジ科 ツガザクラ属

高山帯の雪田跡や礫地に群生し、茎の高さが10〜30センチになる常緑の矮性(わいせい)低木。
枝先に、長さ7〜10ミリの黄緑色の花を数個下向きにつける。花冠は壷形で、浅く5裂し、裂片の
先は反り返る。萼は深く5裂する。花柄や萼には腺毛がある。葉は線形で、茎のまわりに密につき
互生し、縁に細かい鋸歯がある。

花期:7〜8月  分布:北海道、本州(中部地方以北)

アオノツガザクラは、1987年に初めて大雪山(裾合平)を訪れたときに、姿見駅から裾合平までの
コースで出会った。クリーム色をした壷形の花だが、同じ場所に紅色をした壷形のエゾノツガザクラも
一緒に咲いていて、可憐な花の競演に感動したものだ。あれから16年、可憐な花は何事もなかった
かのように今日も風と踊っていた。

2003.7.15 大雪山
(姿見駅〜裾合平)
Nikon COOLPIX995