知恩院(ちおんいん)
建暦2年(1212)に、法然上人はこの地で入滅。その後、浄土宗の総本山となり、文暦元年(1234)に
は知恩院の名も定められている。戦乱で一時荒廃したが、織田信長や豊臣秀吉の寄進によって、現在
の壮大な伽藍が再建された。徳川幕府もこの寺に絶大な援助を行ったが、一説によれば幕府は知恩院
を有事における京都防衛の拠点に考えていたともいわれている。なるほど、そう思って見れば境内を
覆う堅牢な石垣は、まるで城郭のようでもある。
出典:通の行く京都 1200年の歴史を秘めた「京の古寺あるき」
編者:メディアユニオン 発行所:有楽出版社
発売所:実業之日本社 発行:1999年7月第5版
![]() |
![]() |