チシマフウロ (千島風露)
Geranium erianthum
トカチフウロ (十勝風露)
Geranium erianthum forma pallescens
フウロソウ科 フウロソウ属

高山帯の草地などに生え、茎の高さは20〜50センチ。茎頂の集散状花序に、直径2.5〜3センチ
の紫青色の花を多数つける。萼に横向きの長い開出毛が密生する。腺毛は少ない。葉は掌状に
5〜7裂し、先は鋭くとがる。花柄や葉柄には下向きの伏毛が密生する。なお、白花はトカチフウロ
(↓に写真がある)という。

花期:6〜8月  分布:北海道、本州(北部)


チシマフウロは、雨竜沼湿原の木道沿いで、僅かだが見ることができた。2005.7.24

萼には横向きの長い開出毛が
密生する
2005.7.24 雨竜町 雨竜沼湿原
Nikon COOLPIX995

今年も夕張岳に登った。そして、昨年、夕張岳で見たチシマフウロと見られる花に出会い、萼に長い
開出毛が生え、腺毛が少ないことから、チシマフウロと同定した。なお、エゾグンナイフウロは、茎や
葉に長い開出毛と腺毛が生え、萼にも腺毛が多いという特徴があるが、両者とも変化が多く、見分
けるのは難しいそうだ。2004.6.28

チシマフウロは、夕張岳で見られたが愚かにも仲間のエゾグンナイフウロとの違いを確認しなかった。
もっとも、茎や葉柄に腺毛があるかないかを判別するのは、花めぐり1年生には難しい作業だ。(笑)
いずれにしても、来年の花期までは確認が困難なので、北海道でふつうに見られるチシマフウロと
しておく。(笑)なお、白花のトカチフウロは、黒岳周辺など表大雪ではふつうに見られる。2003.7.9

チシマフウロ トカチフウロ
2003.7.3 2004.6.28

萼に長い開出毛が、茎や葉柄に
下向きの伏毛が密生する
2003.7.9
夕張岳(望岳台〜吹き通し) 大雪山 黒岳
(黒岳7合目〜黒岳)
Nikon COOLPIX995