エゾクロクモソウ (蝦夷黒雲草)
Saxifraga fusca subsp. fusca
ユキノシタ科 ユキノシタ属

山地〜亜高山帯の湿った草地や沢沿いなどに生え、茎の高さは20〜30センチ。円錐状花序
に、直径6〜8ミリの赤褐色または淡緑色の花を多数つける。花弁は5個で、平らに開く。萼片
も5個あり、外側に反り返る。根生葉は腎円形で、長い柄があり、縁に三角状にそろった鋸歯が
ある。花柄、葉(両面にあり、ざらつく)に短い腺毛がある。

花期:7〜8月  分布:北海道、本州(北部)

エゾクロクモソウは、夕張岳の前岳湿原〜吹き通し間のナナカマドなどの低木の下で見られた。
花が小さい上に赤褐色で目立たない。本種を自動焦点式コンパクトデジカメで撮影するのは
無謀とも言えるが、敢えて挑戦してみた。(笑)

2003.8.19 夕張岳(前岳湿原〜吹き通し)
Nikon COOLPIX995

白老町のインクラの滝遊歩道沿い、札幌市内の砥石山登山道沿い(中の沢コース)では、淡緑色
の個体が見られた。特に、インクラの滝遊歩道ではなかば花畑化していた。

左:ほとんどが淡緑色の個体で花畑化
右:わずかだが淡赤褐色の個体も見られた

2003.9.5 白老町 インクラの滝
Nikon COOLPIX995