エゾノツガザクラ (蝦夷栂桜)
Phyllodoce caerulea
ツツジ科 ツガザクラ属

高山帯の雪渓のふちなどに群生し、茎の高さが10〜30センチになる常緑の矮性(わいせい)低木。
枝先に、長さ7〜10ミリの紅紫色の花を数個下向きにつける。花冠は壷形で、浅く5裂し、裂片の
先は反り返る。萼は深く5裂する。花柄や花冠の表面に腺毛がある。葉は線形で、茎のまわりに密に
つき、互生し、縁に細かい鋸歯がある。

花期:7〜8月  分布:北海道

エゾノツガザクラは、1987年に初めて大雪山(裾合平)を訪れたときに、姿見駅から裾合平までの
コースでアオノツガザクラとともに見られ、壷形の可愛い花の競演に感動したものだ。前日に黒岳
7合目と黒岳石室を往復したが、そこでは見られなかった花で、大雪山のふところの深さに驚く
とともに、多くの花に出会えたことに感謝して内地(川崎市)まで戻ったことを思い出す。

2003.7.23 大雪山(銀泉台〜赤岳)
Nikon COOLPIX995