フキユキノシタ (蕗雪下)
Saxifraga japonica
ユキノシタ科 ユキノシタ属

山地〜亜高山帯の沢沿いの岩場などに生え、茎の高さは20〜60センチ。円錐状花序に、直径
6〜8ミリの白色の花をまばらにつける。花弁は5個。萼は5個に裂け、裂片は反り返る。花茎
には軟毛がまばらに生える。葉は根生し、円心形で、長柄がある。基部は心形で、縁に三角状の
不ぞろいの鋸歯がある。

花期:7〜8月  分布:北海道、本州(中部地方以北)、四国

今日も雨竜沼湿原登山道を歩いている。7月9日から6回を数えるが、花を見られると思うと、急登
も苦にならない。登山道を幅2メートルほどの沢が横切る。足元では、フキユキノシタがはじける
ぐらいに花びらを広げる。雄しべの先に、きれいな淡橙色の葯をつけ、行き交う人に愛想をふりまく。
しかし、滑りやすいからか、それとも、先を急ぐためなのか、立ち止る人はほとんどいない。2005.8.13

フキユキノシタは、雨竜沼湿原登山口(ゲートパーク)から湿原入口の間で見られた。第一吊橋から
第二吊橋の間には幾つかの沢があり、冷たい清水がペンケペタン川に滝のように流れ落ちていく。
フキユキノシタは、その急傾斜のゴツゴツした岩場に根をはり、可愛らしい花を咲かせていた。2005.8.7

花がびらは開くとすぐに落ちる。 つぼみと花びらが同時に見られる株があった。
雄しべの先には淡橙色の葯が、右の花の花弁
の奥には、反り返る萼も見られる。
花茎には軟毛も見られる。
2005.8.13 雨竜町 雨竜沼湿原 Nikon COOLPIX995