フクジュソウ (福寿草)
Adonis ramosa
別名:ガンジツソウ

キンポウゲ科 フクジュソウ属

低地〜山地の明るい林内などに生え、茎の高さは10〜30センチ。枝先に直径3〜4センチの黄色の花を1〜4個上向き
につける。がく片は数個で紫緑色を帯びる。花弁はがく片よりも長く、20〜30個あり、光沢がある。葉は長柄があり、3
〜4回羽状に細裂する。陽が当たると花を開き、陰ると閉じる性質があるので、天気のよい日に見つけやすい。

フクジュソウは、環境省および北海道から絶滅危急種(Vu)として指定されている。

花期:3〜5月  分布:北海道、本州、四国、九州

今日は最高気温が14℃を超え、今年一番の暑さとなった。ほたると3時間ほど野幌森林公園を歩いた。大沢コースと
中央線をほたるが「ここまで」というところまでだ。なにせコースには10〜30センチほどの雪があり、「ズボッ、ズボッ」と
抜かるところがある。雪が融け出すと腰に負担がかかるので11時には切り上げた。花はミズバショウ、ザゼンソウは
これからだが、フクジュソウが咲いていた。例年よりも1週間ほど早いと思う。野鳥はアカゲラ、コゲラ、コジュウカラが
忙しく餌をあさっていた。ほたるがエルタテハの越冬成虫を見つけた。翅を広げたところを撮ろうしたが逃げられた。(笑)
2008.4.6


今年の4月は寒かった。特に早朝の気温は、毎日のように0〜5度で、春にはほど遠い状態だった。今年は4月16日に
野幌森林公園に入ったが、大沢口からの中央線には20cm前後の雪があった。いつもの場所で、春一番に花をつける
フクジュソウはつぼみだったが、4月23日にほぼ満開になった。しかし、周囲には残雪が多く、公園全体で満開の花が
見られるようになったのはGWに入ってからだった。2006.5.3

2008.4.6 江別市 野幌森林公園

Canon Power Shot G7
2006.5.3 江別市 野幌森林公園
Canon EOS 20D
+EF100mm F2.8マクロ

フクジュソウは陽が当たると花を開くが、気温も関係しているそうだ。10℃で開き始め15〜20℃で
完全に開くという。

2005.4.24 江別市 野幌森林公園

幌市の積雪は4月15日に0センチになり根雪が消えた。50年の観測で2番目に遅い記録だという。そして、4月23日には1977年以来28年ぶりに遅いという降雪を記録した。こんな状況なので、野幌森林公園のフクジュウソウも10日前後開花が遅れた。
2005.4.24 江別市
Canon EOS 20D+EF100mm F2.8マクロ
2004.4.23 旭川市 突哨山

ここは全国一の規模といわれるカタクリの
大群生地。しかし、最近の低温の影響がある
のだろう、この日はあの独特の花びらが反り返った
株は一つも見られず、フクジュソウが今が盛りと
咲き誇っていた。ちなみに、この日は曇りで
正午の気温が4度と3月下旬の陽気だった。
バックに広がるカタクリが一斉に開花する
と、息を飲む光景に一変するのだが・・・。

Nikon COOLPIX995

内地(本州のこと)に在住の頃は、フクジュソウの自生地を探すのに一苦労で、神奈川県や
大阪府から長野県白馬村の姫川源流自然園まででかけたこともある。しかし、北海道では
平地の防風林など、身の回りにごく普通に自生(しかも群生)していて驚かされる。幸福を招く
花として喜ばれるためお正月から花屋さんの店頭に並ぶ(園芸種)身近な花である。2003.4

フクジュソウは、残雪が消える頃に落ち葉を「よいしょ!」と持ち上げ伸びてくる。この力強い
姿を前にすると「頑張れ!」と声をかけたくなる。そして「私が春一番乗りよ!」と、ほほ笑む
ように花ひらく。この強い生命力と気品のある美しさに引かれて毎日のように通う
のだった。(笑) 2003.4

2003.4.10 2003.4.11 2003.4.18
江別市 野幌森林公園 千歳市
CASIO EXILIM EX-Z3
撮影者:ほたる
Nikon COOLPIX995


2003.4.15 恵庭市
Nikon COOLPIX995