ジューンベリー
Amelanchier spp.
バラ科 ザイフリボク(アメランキエル)属

ジューンベリーは、北アメリカやヨーロッパに原産するアメランキエル(日本ではザイフリボク)属の落葉小高木で
食用となる果実が6〜7月に熟すためについた名だという。品種は北アメリカに原産し、アメリカザイフリボクとも
呼ばれるカナデンシス(A.canadensis)、ヨーロッパに原産するオヴァリス(A.ovalis)などが知られる。もともと自然
交配しやすい植物で、園芸化、種間交雑により品種の特定が難しくなっているという。

わが家のジューンベリーは品種が不明である。幹の高さは180センチ、枝先の総状花序に直径約3センチの
白色の花を多数つける。花弁、萼は5個で、萼片は平らに開くか外側に反り返る。花柄、萼には毛がある。
葉は互生し、楕円形で、先がとがり、縁に鋸歯がある。葉の両面、葉柄に毛がある。

2004年、ボーダー花壇に植えてあったエゾムラサキツツジが雪害で枯れてしまった。代わりに何を植えるかを
思案していたところ、ガーデニングがご趣味の隣のMさんが2本あるうちの1本を譲って下さった。果実は、紅紫
色から黒紫色に熟し美味である。生食でも美味しいが、自家製ジャムにすると市販のブルーベリー・ジャムよりも
美味なので、二人して大喜びで植え付けた。ただ、果実には小さな種があるため、ジャムにするときは裏ごしを
している。

花期 5月中旬〜5月下旬 果実 6月下旬〜7月下旬

花弁、萼は5個。萼片は平らに開くか
外側に反り返る。

2007.5.16
枝先の総状花序は立ち上がり
白色の花を多数つける。


2006.5.19

2006年は7月20日に果実を収穫し、ジューンベリー・ジャムを作った。6月の平均気温が平年を下回ったため
甘さは少し物足りなかった。

果実は緑→赤→紅紫→濃紅紫→黒紫と変化
していく。

2006.7.13
収穫した果実

生食すると、ブドウの”巨峰”を彷彿させる甘み
がある。ただ、小さくて硬い種は食欲を減退
させ、たくさん食べる気にさせてくれない。

2006.7.20
ジューンベリー・ジャム

果実には小さな種があるので、裏ごししてから
(裏を使うと果実がこぼれ落ちるので、表側を
使っている)ジャムを作っている。
果実にはペクチンという食物繊維が含まれ、糖分
と酸が合体しゼリー化する性質があるという。
こし器に若い果実を多く入れると、酸味が強くなる
ためよりゼリー状に固まる。ほたるはゼリー状
になったものを鍋の中でつぶしながら煮詰め
ジャムを作っている。時間はかかるが、完成品は
市販のジャムよりも美味しい。
そして、なによりも自家製は添加物が入って
いないので、安心して食べられる。

2006.7.28

わが家での管理方法

剪定 春先に、雪害で折れた枝を剪定する程度。
肥料 花後に有機化成肥料を与えている。
病害虫 オウトウナメクジハバチアブラムシの被害が見られる。見つけたときにスミチオン乳剤ないしは
ベニカDスプレーで駆除している。
越冬 耐寒性があるので気を使わなくてすむ。