コスカシバ
Synanthedon hector
チョウ(鱗翅)目 スカシバガ科 スカシバガ亜科
コスカシバは、「小透翅」と書き、成虫の翅に鱗粉がなく、透けてみえ、オオスカシバよりも小さいことに由来する
という。
幼虫は、いわゆるイモムシで、終齢幼虫は体長20〜25ミリになるという。サクラ、オウトウ、モモ、ナシ、リンゴ
などバラ科樹木の幹や枝の樹皮下に入り込み、内樹皮を食べて成長する。幼虫は樹皮下で越冬し、翌春も
食害を続け、樹皮下で蛹化するという。体色は頭部が褐色で、胸部〜腹部は淡黄白色。
成虫は、5〜10月に現れ、昼行性で、翅を開いたときの大きさは20〜30ミリ。体色は光沢のある黒色〜黒紫
色で、翅は透きとおり、前翅の外縁は黒色を帯び、ハチのように見える。腹部に黄色の帯状模様が3本あり
第4、5節のものは太い。尾端には、雌は房状、雄は軍配状の鱗毛がある。触角はこん棒状。
わが家では、2007年8月、成虫がサクラの幹に止まっている姿が見られた。この場所の左側に、ヤニがでて
いる箇所があり、そこで羽化した個体かも知れない。
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| 成虫の尾端には軍配状の鱗毛がみられることから雄と思われる。 体長は25ミリほどだった。 2007.8.18 |
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