モントブレチア
C.×crocosmiiflora
別名:ヒメオウギズイセン(姫檜扇水仙)
アヤメ科 クロコスミア属

モントブレチアは、熱帯アフリカ東部〜中部、南アフリカに原産するクロコスミア・アウレア(Crocosmia aurea:
ヒオウギズイセン)とクロコスミア・ポッティシィー(Crocosmia pottsii:ヒメトウショウブ)との交雑によって作られた
園芸植物だという。

茎の高さは、50〜80センチ。花茎の上部で分枝し、枝先の穂状花序に、朱赤色の花を多数つける。花被片は
鐘形で、直径2〜3センチ。外花被片は内花被片よりもやや短く、幅が狭く、それぞれ3個ずつある。雄しべは
3個、花柱の先は3裂する。葉は根際から扇状に出て、剣形。日本には明治時代に移入され、暖地では野生化
しているという。

わが家のモントブレチアは、前の持ち主から受け継いだものだが、サクラの根元に植え付けてあり、日当たり
がよくない。そのためか、例年、花付きがよくない。2006年は全く花茎を立てなかったが、2007年は5本も
花茎を立ててくれた。

花期 8月上旬〜10月上旬

今年の6月はこの先どうなるのか心配するほど暖かった。しかし、月が変わった途端、雨が
降らず、気温は5月頃に逆戻りし、肌寒い日が続いた。そして8月に入ると、梅雨前線が
1週間も北海道に停滞し、シトシト、ジメジメの鬱陶しい日が続いた。気候の変動が激しい
ので、モントブレチアが咲いてくれるか心配したが、花茎を5本も立ててくれた。

2007.8.19
2006年は、7月19日から現在(8月16日)まで1ミリ以上の雨を記録していないこともあって
葉が色あせ、倒れてしまった。そして、葉をヒメシロモンドクガの幼虫に食べられる始末。
すぐに、ケムシの駆除と水遣りを実施した。葉は一時的に立ち上がったが、花は咲か
なかった。それとは対照的に、実家の庭では8月上旬〜10月上旬まで花が見られた。

わが家の庭では花をつける可能性が低くなった。そこで、ピンチヒッターの登場!
これは実家の庭に咲くモントブレチアで、ちょうどお盆の頃に咲くため、母はこの花を
切花にして、お墓や仏壇に飾っている。

2006.8.19


外花被片は内花被片よりもやや短く、幅が狭く、それぞれ3個ずつある。
雄しべは3個、花柱の先は3裂する。


2006.8.26

わが家での管理方法

増やし方 実生か分球で増やす。
肥料 与えていない。
病害虫 ヒメシロモンドクガ、マイマイガの幼虫の被害がある。必要に応じベニカDスプレーなどで駆除している。
越冬 耐寒性があり丈夫。