ナメクジ
柄眼目 ナメクジ科、コウラナメクジ科

ナメクジ(蛞蝓)は、陸に生息する巻貝(軟体動物門腹足綱有肺亜綱)のうち、殻が退化しているものの総称。
またはナメクジ科の一種のことだという。ここでは、ナメクジ科、およびコウラナメクジ科に属す種類を扱う。
これらのナメクジの口は、どれもおろし金のような形状で、植物の表面をはいながら削り取るように食べる。

ナメクジ科では在来種のフタスジナメクジが知られる。体長は60ミリほどになり、体色は全体が灰褐色〜
淡褐色で、背面に黒褐色を帯びた3本の線状模様がある。

チャコウラナメクジ
Limax valentianus

コウラナメクジ科ではチャコウラナメクジがよく知られる。体長は40〜70ミリで、体色は黄褐色〜茶褐色。
背面の肉下には殻が退化した薄い石灰質の甲羅があり、背面〜側面に細かい斑紋、あるいは線状模様が
見られるという。ヨーロッパ原産とされる外来種で、1950年代に本州で確認され、その後全国に生息が
広がったという。侵入経路ははっきりしないが、米軍の物資から入り込んだとされる。
チャコウラナメクジは、人家周辺や農地などに生息し、農作物や園芸植物に害を与える厄介な生物のため
駆除の対象とされる。

わが家では、7〜9月に、外来種のチャコウラナメクジが見られた。サクランボの幹、家屋の基礎などを
うろついていた。

家屋の基礎にいた。体長55ミリで
背面がややふくらんでいる。薄い石灰
質の甲羅と思われ、外来種のチャ
コウラナメクジと推定される。

2007.9.9
上と同様、チャコウラナメクジと推定
される。体長は40ミリで、サクランボ
の幹を登っていた。果実は6月30日
に収穫してしまったが・・・。

2007.7.12