リンゴケンモン
Triaena intermedia
チョウ(鱗翅)目 ヤガ科 ケンモンヤガ亜科
リンゴケンモンは「林檎剣紋」と書き、蛾の一種で、成虫の前翅に剣状の斑紋があり、幼虫がリンゴの葉を食べる
ことに由来するという。
幼虫は7〜10月に現れ、体長は45ミリほどになる。頭部は黒色、胸部と腹部の側肩に黒いいぼ状突起があり
胸部は1対だが、腹部は2対あり、それぞれの突起に白い点がある。胸部と腹部の背面は、橙色のいぼ状突起
が連なるが、第1腹節と第8腹節のこぶ状突起は黒い。側腹は橙色。体全体に白色〜黒色の長い刺毛があり
成長するに従い先端が縮れる。秋に現れる幼虫は、木屑をつづってまゆを作り、その中でさなぎになり、越冬
するという。幼虫はバラ科(サクラ、リンゴ、ナシなど)、ヤナギ科、ニレ科樹木の葉を食べる。
本種に似るモンシロドクガは、第2腹節のこぷ状突起も黒い。また、刺毛の先端は縮れないという。
成虫は5〜6月、8〜10月に現れ、翅を開いたときの大きさは45〜50ミリ。前翅は灰白色、黒っぽい剣状の
斑紋がある。
わが家では、7月に幼虫が現れ、サクラ、サクランボの葉を食べられた。発生数が少ないため、薬剤は使用
せず、見つけしだい捕殺している。
| 若齢幼虫がサクラの葉を食べていた。体長は12ミリとまだ小さい。 2007.7.14 |
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