サクラ (ソメイヨシノ)
Prunus × yedoensis
バラ科 サクラ属

桜(染井吉野:ソメイヨシノ)は、オオシマザクラ(Prunus var. speciosa)とエドヒガン(Prunus pendula f. ascendens)の雑種と
いわれ、幹の高さは10〜15メートル、幹の直径は30〜50センチになる落葉樹。枝の散形状または散房状花序に直径
2.5〜4センチの淡紅色の花を3〜5個つける。花弁は5個。葉は楕円形〜広楕円形で、先がとがり、縁に二重の鋸歯が
ある。生長が早く、葉が出る前に咲き、花数が多く人気があり、日本全国で植栽されている。

毎年気象庁が発表する日本全国の桜開花予想は、各地の気象台ごとに定めたソメイヨシノの標本木を観測して発表される。
札幌は北海道神宮の標本木を観測している。ちなみに「開花」とは5〜6輪が咲き始めた状態、「満開」とは8割以上の
つぼみが開いた状態だという。

わが家のソメイヨシノは、前の持ち主から引き継いだもので、メインガーデンの端に植えてある。剪定を嫌う樹木だが、上部
の太い枝3本が伐られ、丈が伸びないように処置されていた。筆者が引き継いでからは剪定をしていないので、枝が徒長し
樹勢が乱れてきた。一方、根はメインガーデンや通路に張り出し、花後には葉が繁茂し暗くなる。花が咲くときはきれい
だが、巨木になるし、他の花の生育にも影響があるため、近い将来伐採が必要かも知れない。ちなみに、わが家のソメイ
ヨシノは、推定樹齢20年以上。樹高約5m、幹周り約60cmである。

花期 5月上旬〜5月中旬

わが家のソメイヨシノは5月15日に満開になり、5月17日には
早くも散り始めた。

2006.5.17
2006.5.16 散ると同時に葉がでてきた。

2006.5.17

ソメイヨシはふつう結実しないという。ただ、近くに母種のオオシマザクラがあると結実するらしい。
わが家ではまばらだが結実する。10メートルほど離れたところにお隣さんのヤマザクラがあるが・・・。
もしかしたら、わが家のサクラはソメイヨシノじゃない???
果実は試食してみたが、かなりの苦味があり、すぐに吐き出した。(笑)

果実は球形で、大きいものは直径約12ミリ。

2007.7.14

札幌のソメイヨシノ標本木

札幌のソメイヨシノの標本木は北海道神宮境内にある。2007年の開花は5月4日、満開は
5月8日だった。
例年通り、ほたると花見にでかけたが、満開の翌日だったため、既に多くの花が落下してしまい
↑のように寂しい状況だった。しかし、ほたるはNHKの”ほくほくテレビ”の中継に遭遇し、岩尾
レポーターと話ができたとにこにこ顔だった。(笑)

2007.5.9

ソメイヨシノ開花状況

  札幌市
(北海道神宮)
わが家 記事
開花日 開花日 満開日
2008年 4月21日 4月21日 4月29日 札幌市およびわが家の桜は4月21日に開花した。札幌管区気象台の発表によれば、平年より14日、昨年より13日早く、1953年に観測を開始してから最も早い開花だという。最高気温が15℃を超えた日は、4月に入ってから17日まで7日間、18日からは6日連続で20℃を超えるという異常のためだろう。ところが、4月24日からは一転して15℃を下回る日が続いた。このため、わが家の桜は4月29日に満開になった。
2007年 5月4日 5月3日 5月9日 今年は花冷えの影響で、開花してから満開になるまで6日かかった。札幌の標本木は5月8日に満開となった。9日に花見に行ったが、既に多くが落下して寂しい状況だった。
2006年 5月8日 5月11日 5月15日 わが家の桜は、5月15日に満開となった。15日からの3日間は最高気温が25℃前後と、真夏のような暖かさとなった。このため、17日には早くも散り始め、庭は雪が降ったかのように白くなり、19日には葉桜になった。そして、21日には孵化したオビカレハを発見。枝に糸状のテントのような巣をつくり、体が黄色で黒い縦縞の長さ約3センチのオビカレハの幼虫が数十頭も群がっていた。2006.5.22
2005年 5月10日 5月15日 5月20日  
2004年 5月5日 5月8日 5月11日  

わが家での管理方法

剪定 太い枝を切るとそこから腐るので強剪定はしない。大木になるので、狭い庭には植えない方が無難。
わが家では近い将来、伐採の必要があると思われる。一代雑種のはずだが、木の下には種から
発芽したと思われる幼苗が見られる。
枝が数段になってお隣のMさん宅の駐車場に侵入し迷惑をかけているため、大小7本の枝をつけ根
から切って整理した。2006.10.29
肥料 花後に有機化成肥料を与えている程度。
病害虫 例年、若葉が生い茂る5月中旬〜6月上旬にオビカレハ、もしくはエゾシロチョウの幼虫が集団発生する。
発生箇所の枝を切落としたり、必要に応じスミチオン乳剤、ベニカDスプレーなどを散布し駆除している。
8月下旬頃、モンクロシャチホコの幼虫が集団発生する。硬くなった葉だけでなく、葉柄も食べつくす。
発生箇所の枝を払い、ベニカDスプレーなどで駆除している。他に幼虫ではイラガエダシャク類オウトウ
ナメクジハバチ
クロシタアオイラガスジモンヒトリテングイラガモモスズメリンゴケンモンリンゴ
ツマキリアツバ
。成虫ではカメムシコスカシバが見られるが発生数が少ないため放置している。
越冬 ソメイヨシノの標本木は札幌のものが北限になる。特段手をかけなくても、厳しい寒さを乗越え、毎年
たくさんの花をつけてくれる。