ハエドクソウ (蝿毒草)
Phryma leptostachya var. asiatica
ハエドクソウ科 ハエドクソウ属

低地〜山地の林縁などに生え、茎の高さは30〜70センチ。茎上部の穂状花序に、長さ約5ミリの
白色〜淡紅色の花をまばらにつける。花冠は唇形で、下から上に向かって順に咲く。萼の上唇には
刺があり、花後に伸びて硬くなり、先端が鉤状に曲がる。これが動物や衣服などについて運ばれる。
葉は対生し、卵形〜三角状広卵形で、縁に粗い鋸歯がある。
和名は根を煮つめた汁でハエ取紙をつくったことに由来するという。

花期:7〜8月  分布:北海道、本州、四国、九州

ハエドクソウは、野幌森林公園一帯で見られた。全草に有毒成分があるが、透骨草という薬草として
知られ、湿疹、虫さされなどに利用されるという。2006.8.6

2006.7.23
江別市 野幌森林公園
Canon EOS 20D
+EF100mm F2.8マクロ

ハエドクソウは、ある自然ガイドブックでマメ科のヤブハギとして解説されていた。手持ちの図鑑には
ヤブハギの花をクローズアップしたものがなく「マメ科にしては花の形がおかしいなぁ〜」と半信半疑
ながらも納得したのだった。(笑)しかし、数日後に本物のヤブハギに出会ったのだ。「うんうん
なるほど、なるほど、確かに似てる、似てる。ちょっと見た感じはそっくりだなぁ〜」と独り言。(笑)

花は、つぼみは上向きだが、開花すると横向きに
果期には下を向く。右の写真から、それらの
特徴がよく見える。

2003.8.30 樽前山山麓 Nikon COOLPIX995