白竜の滝
(はくりゅうのたき)

初夏にはナナカマドの
花が咲く。

2003.6.25


所在地 北海道雨竜郡雨竜町 駐車場・トイレ ・雨竜沼湿原ゲートパーク駐車場を利用する
・雨竜沼湿原ゲートパークのトイレを利用する
分類 直瀑 落差 36m
概要・感想 白竜の滝は、増毛山地の南暑寒岳(1296m)の東側に広がる雨竜沼湿原を源とするペンケペタン川にかかる。白い竜が立ち昇るように見えるところからこの名があるという。滝は玄武岩柱状節理の岩壁から空を映したような深い緑色の滝壷に轟音を響かせ豪快に落ちる。滝見台から滝を正面に見ると、左側にナナカマドの木がある。風の強い時はやや目障りな存在だが、初夏の頃は白い花を咲かせ、秋には赤い果実が熟し、葉が真っ赤に色づき美しい。ナナカマドを前景にする場合、脚立などの台があるとフレーミングに自由度が増すが、そこまで運びあげるには助手が必要かも知れない。(笑)なお、この滝の落差は公称36mだが、そんなに高くは見えない。目測で15〜20mぐらいだろうか。
行き方1(駐車場起点) 距離・所要時間 1.5km、徒歩25分 道順・足場・ヒグマ情報など ・南暑寒荘の管理棟で入山届けをして、ペンケペタン川沿いにつけられた登山道を雨竜沼湿原に向かう。1.5kmほど登ると(約25分)、滝を見下ろせる場所に到達する。そのすぐ手前には、滝見台への分岐があり、50mほど下ると、滝を正面に見られる。
・滝までの道は登山道である。石がゴロゴロした個所、ぬかるみ、登り坂があるので足回りはしっかりとしたい。
・一帯はヒグマの生息域である。熊避けの鈴などは必携である。
・入山届け時に、大学生以上は環境美化整備等協力金(200円/人)をお願いされるが、気持ちよく協力したい。
地図 ・地形図 国領 発行:国土地理院 平成62年2月28日 縮尺:1/25,000
・スーパーマップル 1 北海道道路地図 発行:昭文社 2002年4月
行き方2(出発地から最寄の駐車場まで) 起点 雨竜市街 距離・所要時間 26km、約50分
標識・看板 雨竜市街を通る国道275号線に雨竜沼湿原の標識がある
白竜の滝は、まずは雨竜沼湿原登山口にある雨竜沼湿原ゲートパーク(南暑寒荘)を目標に車を進める。雨竜市街から道道432号線を西に約26km(約50分)だが、暑寒ダムから先は砂利道である(所々舗装されている)。道幅の狭い個所もあるが比較的走り易い。雨竜沼湿原ゲートパークが近づくと、最初に第2駐車場(普通車76台)が現れる。さらに奥くには(300m先)第1駐車場(普通車73台)があるが、登山シーズンは混み合うので係り員の指示に従うこと。

<参考>
札幌市内からは、道央自動車道・深川留萌自動車道を利用し、道道47号線から雨竜市街に入ると、信号待ちが少なく効率よく行ける。札幌市白石区の道央自動車道札幌ICを起点にすると、
道央自動車道札幌IC→98km(1時間5分)→深川留萌自動車道深川西IC→7km(10分)→雨竜市街→26km(50分)→雨竜沼湿原ゲートパーク
となり、札幌市内から約2時間で雨竜沼湿原ゲートパークである。道央自動車道滝川ICで降りると、滝川市街の通過に時間がかかるので、復路に利用する方がよいと思われる。
特記事項など ・雨竜沼湿原登山道の開通期間は、概ね6月中旬〜9月下旬である。期間外はつり橋が撤去され、登山ができないので念のため。
・雨竜沼湿原ゲートパークには、期間中、カード専用公衆無線電話がある。一般加入電話は設置されておらず、携帯電話の電波も弱いので注意のこと。
・白竜の滝から雨竜沼湿原までは、2.6km(1時間30分)である。雨竜沼湿原は、標高850mの溶岩台地に東西4km、南北2kmにわたって広がる山岳型高層湿原で、尾瀬ヶ原に次ぐ規模と言われている。初夏から盛夏にかけて様々な高山植物が咲き競う別天地である。