ハマハタザオ (浜旗竿)
Arabis stelleri var. japonica
アブラナ科 ハタザオ属

海岸の砂地に生え、茎の高さは20〜50センチで、白い単毛と2分岐毛がある。茎頂の総状花序に長さ5〜10ミリの白色の
花をまとまってつける。花弁は4個で、倒卵形。根生葉はへら形で、浅い鋸歯がある。茎葉は長楕円形で、厚く、基部は茎を
抱く。どちらにも星状毛がある。果実は線形で茎に密着する。

花期:5〜7月  分布:北海道、本州、四国、九州

ハマハタザオは、白老町の海岸で群生しているのが見られた。ハマエンドウも開花していた。2008.5.17

ハマハタザオは、白老町のヨコスト湿原で見られた。湿原の一部を埋め立てて作られたバイパス(国道36号線)に沿って
荒地が続くが、そんな環境をもろともせず、元気よく背伸びするように咲いていた。2008.5.11

2008.5.11 白老町 ヨコスト湿原 Canon Power Shot G7

ハマハタザオは、紋別市のオムサロ原生花園で出会った。この日は、紋別郡滝上町にシバザクラを見に行ったのだが
そこで地元の花見客の方から紋別郡上湧別町のチューリップが満開で見事だと教えて頂き、予定外の花の旅になった。
上湧別町へは、紋別市街を経てオホーツク海沿いの国道を走るので、3月下旬に流氷山脈を見たオムサロ・ネイチャー・
ビュー・ハウス(オムサロ原生花園)に寄ってみることにした。
流氷山脈は幻のように影も形もなかったが、砂浜にはハマハタザオの群生がみられた。真っ直ぐ伸びた茎に白色の
4花弁の花を密につけ、折からの強風に大きくゆれる姿が印象的だった。花の重みで折れてしまわないか心配した
ほどだが、そこは環境に十分順応した花で、たくましい茎がしっかり花を支えていた。2003.5.29

今の時期は、群生が見られ壮観。
白い4弁花が大きくて目立つ。
まるで、おしくらまんじゅうを
しているようだ。
茎がしっかりしている
ため、花たちも安心
して愛嬌をふりまく。
2004.5.30 石狩市 はまなすの丘公園 2003.5.29 紋別市
オムサロ原生花園
Nikon COOLPIX995