ハマナス (浜茄子、浜梨)
Rosa rugosa
バラ科 バラ属

海岸の砂地などに群生し、茎の高さが50〜150センチになる落葉小低木。枝分かれが多く、とげが
ある。枝先に、直径5〜8センチの紅紫色の花を1〜3個つける。花弁は5個。葉は奇数羽状複葉。
小葉は楕円形で、7〜9個あり、先はややまるい。果実は偏球形で、赤色に熟し、食べられる。
ハマナスは、ハマナシが訛ったもの。

花期:6〜8月  分布:北海道、本州(東北、北陸、山陰)

初夏になると、山野は草丈が高くなり、木々の葉も密度を増し、色濃くなる。花の群生も少なくなり
遊歩道を歩いていても寂しい。そこで、最近遠のいている海浜に行ってみることにした。身近な海浜
というと、ハマナスで有名な石狩浜だ。昨年は満開の時期を逃し悔しい思いをしたので、今年は早め
に出かけてみた。

ハマナスはまだ咲き始めで、見頃は3、4日後のようだった。しかし、盛りを過ぎた花が一つもない
状態で、天候を除けば撮影には絶好の条件だった。天候といえば、北海道の春特有の強風が
この日も吹き荒れたが、ここは年中厳しい気象条件にさらされる。それが証拠に、ここのハマナスは
茎が地をはって延び、高さが10〜20センチにしかならない。厳しい気象条件の中で生きていく
ためには、この高さが限界なのだろう。地をはい強風にあおられながらも懸命に咲いている
ハマナスの姿を見ると、どんな困難にも立ち向かえる勇気を与えられる。

2003.6.10

CASIO EXILIM EX-Z3
撮影者:ほたる
2002.7.26

Nikon COOLPIX995
石狩市 はまなすの丘公園