原不動滝
(はらふどうたき)



2004.11.12
男滝の上段 左は女滝、右は
男滝の下段


@所在地:兵庫県宍粟郡波賀町
A分類:段瀑
B落差:88m
C概要:原不動滝は、氷ノ山・後山那岐山国定公園内にあって、三室山(1358m)を源とする
八丈川にかかり、滝水は引原川、揖保川をへて瀬戸内海にそそぐ。日本の滝百選の一つ。
入園料(\200/人)を払わないと見られない珍しい滝だが、そのお陰でダイナミックな滝の
ほぼ全体を吊り橋(滝見台奥かえでばし)の上から容易に見られる。写真を撮る場合は、吊り
橋の揺れと外側に大きく張り出しているワイヤーが写り込まないように注意する必要がある。

 原不動滝の入園券には、次のように紹介されている。
この滝は、氷ノ山・後山那岐山国定公園内にあって男滝と女滝とからなり、日本の滝
百選の一つに選定されている。男滝は落差88mと県下最大の名瀑である。女滝は
源流を異にして、男滝に寄り添うように同じ滝壷に落ちている。周辺はブナやもみじの
原生林に覆われ、全長88mの三段になった岩肌をすべり落ちる飛沫は、過去から
現在そして未来へと永久に絶えることなく、私達の心を幽玄の世界へと導いてくれる。

また、案内板では不動滝の由来を次のように紹介している。
不動滝と不動尊の由来
 昔(年代不明)、道範と道槇という僧がいました。ある時金色の飛龍が美しい渓谷に姿を
消しました。僧はその飛龍を神の化身「本尊倶利加羅不動明王」であると思い、その渓谷
の滝に身を打たせ荒行を続けたと伝えられ、そのことから不動滝と呼ばれるようになり
ました。山の山腹にあるお堂は天保年間(紀元1830〜1843年)十三世宥雄上人が九州
から神の霊を移し、それを不動堂と名付けたと伝えられている。

鳥取市内で国道29号線に入り兵庫県の波賀町を目指す。郡家(こおげ)町、八東(はっとう)
町、若桜(わかさ)町を通過し、戸倉トンネルをくぐると兵庫県波賀町である。さらに道なり
に進むと、右に音水湖があらわれ、やがて原の市街が見えてくる。ここまで約62km。
標識に従い右折し一般道に入る。1.2kmで滝の駐車場である。受付で入園料(\200/人)を
払い遊歩道に入る。5分ほど歩くと大きな吊り橋があり、橋の上から原不動滝がよく見える。
関西方面からだと、中国自動車道山崎ICから国道29号線に入り波賀町原まで約26kmである。

波賀町道谷口から県道48号線に入り若杉峠を越えると大屋町筏に至る。天滝も見られる絶好の
コースだが、この日は、10月20日の台風23号による崖崩れのため通行止めになっていた。