ヒカゲスミレ (日陰菫)
Viola yezoensis
スミレ科 スミレ属

山地の樹林内などに生え、茎の高さは5〜12センチ。地上茎はなく、地面から伸びる花柄に、直径約2センチ
の白色の花をつける。唇弁、側弁には紫色の筋があり、ふつう側弁基部に毛が密生する。葉は長卵形〜
長三角形で、先がとがり、やわらかく、両面に毛が多い。花柄や葉柄にも毛が多い。

花期:4〜6月  分布:北海道、本州、四国、九州

恵庭公園の帰りに、子供の頃よく遊んだある場所に立ち寄ったところ、ヒカゲスミレが咲いていてビックリ!
結構明るい木立の下なので意外に気が付かないのかも。他にオオバナノエンレイソウ、レンプクソウ、エゾ
エンゴサク、セントウソウが、スミレ類ではオオタチツボスミレが咲いていた。2008.5.3

2008.5.3〜5.6 恵庭市 子供頃によく遊んだ場所 Canon Power Shot G7

ヒカゲスミレは、函館山の登山道沿いに群生しているのが見られた。このスミレは、空中湿度の高い半日陰を
好み、谷筋や沢筋の樹林下に多いという。ここはかなり日当たりのよい登山道沿いで、「なぜ、ここに?」という
印象だった。ただ、ここは北海道の南端部にあたり、津軽海峡の南西側(日本海側)と南東側(太平洋側)の
両方から暖かく湿った空気が入りやすいのだという。今日は天気がよく暖かい。樹林の新緑はまだ先で、強い
日差しをさえぎるものはない。そのためか、しおれて元気がのない株が目立ったが、年間を通してみると、この
花の生育には好条件なのかも知れない。この日はヒナスミレも見られた。2007.5.6

唇弁、側弁、上弁に紫色の筋がある。
側弁基部に毛が密生するが、ない場合もある。
距は太くて、長い。
2007.5.6 函館市 函館山 Canon Power Shot G7