イワブクロ (岩袋)
Penstemon frutescens
別名:タルマエソウ

ゴマノハグサ科 イワブクロ属

亜高山〜高山帯の砂礫地、火山灰地などに生え、茎の高さは10〜20センチ。茎先に、長さ約2.5
センチの淡紫色の花を横向きに多数つける。花冠は唇形で、上唇は2裂、下唇は3裂する。がく
花冠には、白い長い毛が密生する。葉は卵状長楕円形で、厚く、先がとがり、縁に鋸歯がある。
別名は樽前山に多いことに由来する。

花期:6〜8月  分布:北海道、本州(北部)

わが家では、今の時期、中富良野町のファーム富田にラベンダーを見に行くのが年中行事になっている。
今年は昨年のような大渋滞を避けるため、8時に現地に着くようにスケジュールしたおかげで余裕で目的を
果たした。時間に余裕ができたため、十勝岳の望岳台まで足を延ばし、付近を散策したところ、イワブクロ
メアカンキンバイ、シラタマノキ、マルバシモツケが咲いていた。2007.7.15

2007.7.15 美瑛町 十勝岳望岳台
Canon Power Shot G7

イワブクロは、別名タルマエソウと言われるだけあって、樽前山では広く群生しているのが見られる。
7合目ヒュッテ前の駐車場からゆっくり登って1時間ほどで1024mの頂上(東山)に立てる。さらに
溶岩ドームを取り巻く外輪山を西に40分ほど行くと西山(995m)である。道中、どこを見渡しても
イワブクロ、またイワブクロである。まさに、全山イワブクロの花畑といってよく、それは、それは
見事なものだ。なお、この時期は、イワブクロ以外にもマルバシモツケ、コケモモ、シラタマノキ
ミヤマホツツジ、コメツツジ、ウラジロタデなどの花が見られる。

2003.7.1 苫小牧市 樽前山
Nikon COOLPIX995