コウライテンナンショウ (高麗天南星)
Arisaema peninsulae
別名:マムシグサ、ホソバテンナンショウ

サトイモ科 テンナンショウ属

低地〜山地のやや暗い林内や林縁などに生え、茎の高さは30〜80センチ。雌雄異株。茎は緑で
紫褐色のまだら模様がある。茎先に、筒状の仏炎苞(苞葉)をつけ、緑色に白色のすじがついた縞
模様がある。筒の中には、こん棒状の付属体がある。葉は鳥足状の複葉で、小葉は長楕円形。
果実は赤く熟す。

コウライテンナンショウは、ヒロハテンナンショウ(Arisaema ovale)に似るが
@小葉が7個以上
A花が葉より高い
ところにつくことから見分けるという。また、コウライテンナンショウはヘビのマムシの肌に似て
紫がかった褐色のまだら模様が見られる。このため一般にはマムシグサと呼ばれ、植物の
分類上も広義のマムシグサ(Arisaema serratum)として扱われているようだ。このあたりは
梅沢俊 著 「北海道 春の花 絵とき検索表U」に詳しい。

花期:5〜6月  分布:北海道、本州

コウライテンナンショウの仲間は、変異が大きく分類が難しいという。北海道内に分布する、本種
オオマムシグサ(Arisaema takedae)、ヒロハテンナンショウをマムシグサに含める事例もある
ようだ。2006.10.1

茎には紫がかった褐色のまだら模様があり、これがマムシの肌に似る
ことからマムシグサとも呼ばれる。
仏炎苞は緑色で白い縦じまがある。
2006.6.4
Canon EOS 20D
+EF100mm F2.8マクロ
2004.5.24
Nikon COOLPIX995
江別市 野幌森林公園

コウライテンナンショウは、野幌森林公園一帯で見られた。秋に、鮮やかな赤色の果実が
遊歩道沿いで見られるが、マムシ肌にこの色が加わると不気味さがいっそう際立つ。(笑)

果実は鮮やかな赤色で、とうもろこし状につく。

2005.9.24 江別市 野幌森林公園
Canon EOS 20D
+EF100mm F2.8マクロ
CASIO EXILIM EX-Z3 撮影者:ほたる