三室戸寺(みむろとじ)

当山は西国観音霊場10番の札所で、本山修験宗の別格本山です。約1200年前
(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩渕より出現された千手
観世音菩薩を御本尊として創建されました。開創以来、天皇・貴族の崇敬を集め、
堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わうこととなりました。
宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ5体の重要文化財の仏像が安置されております。現在の
本堂は約180年前(文化11年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その
背後には室町時代の十八神社社殿、東には鐘楼・三重塔があります。
三千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭よりなり、四季を通じ花が見られますが、
1万株のツツジの咲く五月、5千株のアジサイの花開く六月は特に美しい。
出典:拝観用パンフレット