ナガボノシロワレモコウ (長穂白吾木香)
Sanguisorba tenuifolia var. alba
バラ科 ワレモコウ属

低地〜亜高山帯の湿原や湿った草地などに生え、茎の高さは0.8〜1.3メートル。枝先に長さ
2〜7センチの穂状花序を直立ないしは下向きに垂れ、白色の花を多数密につける。花は先の
方から基部に向かって咲く。花弁はなく、白色に見えるのは雄しべ。萼筒は緑白色で、毛がなく
4個に裂けて、花弁に見える。雄しべは萼片より長く、外側に突き出る。葉は奇数羽状複葉。
小葉は長楕円状線形で、11〜15個あり、縁には鋭い鋸歯がある。

花期:8〜9月  分布:北海道、本州(関東以北)

ナガボノシロワレモコウは、野幌森林公園の志文別線沿いで見られた。2006.9.3

2006.9.3 江別市 野幌森林公園
Canon EOS 20D+EF100mm F2.8マクロ

1週間後、ナガボノシロワレモコウは高さが少し伸び、数もぐぅ〜んと増えた。つぼみも多いので
まだまだ楽しめそう。2005.8.13

ナガボノシロワレモコウは、雨竜沼湿原一帯で見られたが、まだ咲き始めたばかりで、花の盛り
は次の週ぐらいか。樽前山麓のものに比べると、高さがかなり低く(60センチ前後)、穂の長さも
短い。まるでチシマワレモコウのようだった。2005.8.7

大沼(池塘)の周りでは
風に逆らうように直立した
姿が見られた。

2005.8.7
花は先の方から基部に向かって咲く。
このような花序を有限花序。逆の場合を
無限花序という。


2005.8.13
雨竜町 雨竜沼湿原 Canon EOS 20D+EF100mm F2.8マクロ

ナガボノシロワレモコウは、樽前山山麓の道路沿いで見られた。背が高く、白い花穂を垂れている
ので目立つ。チシマワレモコウに似るが、チシマワレモコウは高山帯の湿原に生え、高さが30〜
40センチと低く、小葉の幅も広い。2003.8.26

背が高く、全体を写し込む
と、花は米粒大になる。
クローズアップにする
と、花が先の方から咲く
様子がよく分かる。

2003.8.26 苫小牧市
Nikon COOLPIX995