ノブキ (野蕗)
Adenocaulon himalaicum
キク科 ノブキ属

低地〜山地の湿った林縁や道端に生え、茎の高さは30〜100センチ。上部で枝分かれした茎に
直径約8ミリの白色の頭花をまばらにつける。 頭花は中心部に両性の筒状花、その周りに雌性の
筒状花がある。雌花は7〜11個あり、両性花は結実しない。果実はそう果で長さは約7ミリ、放射
状に並び、腺体があり、ねばる。葉は互生し、心形ないしは三角状心形で、葉柄に狭い翼があり
裏には白い綿毛が密生する。和名は葉の形がアキタブキに似ることに由来するという。

花期:7〜10月  分布:北海道、本州、四国、九州

ノブキは、野幌森林公園一帯で見られた。花は小さく目立たないが、近づいてみると変化があって
なかなか面白い。放射状に並んだそう果は、美術工芸品の趣がある。2006.8.27

頭花の中心部に両性の筒状花
その周りに雌性の筒状花がある


2006.8.27
そう果は放射状に並び
先の方に腺体がある


2006.8.14
江別市 野幌森林公園 Canon EOS 20D+EF100mm F2.8マクロ

ノブキは、支笏湖周辺の林内で見られた。葉だけは野幌森林公園などの自然公園で以前から
見かけ、花を咲かせるのを心待ちにしていたが、割りと地味な花だった。(笑)後日、恵庭市の
公園で本種の大群落を見たが花の盛りは過ぎていた。

頭花の中心部に両性の
筒状花、その周りに雌性
の筒状花がある
葉はアキタブキに似る
2003.8.21 千歳市 Nikon COOLPIX995