龍蔵寺(りゅうぞうじ)
山口市吉敷の山峡にある古刹で真言宗御室派瀧塔山龍蔵寺というのが正式名称。
文武2年(698年)役小角が来られ、窟中で護摩供を修し鎮守熊野権現を勧請した。
その後、天平13年(741年)僧行基が訪れ千手観音を造建して龍蔵寺と号したと
伝えられている。観音堂に安置されている大日如来座像は国の重要文化財に指定されて
いる。また、境内には国指定の天然記念物の大イチョウや名勝鼓の滝(つづみのたき)が
ある。春はボタン、シャガ、ツツジ、キエビネなどが一斉に花開き美しい。
秋は本堂の大日如来座像に参拝し、ふと左をみやるとよい。真っ赤な紅葉の中に白い
衣が舞うかのように鼓の滝が静かに落ちている。大きな窓枠(額縁)いっぱいに広がる
景色はまるで美しい日本画を観ているようだ。
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