竜頭の滝
(りゅうずのたき)

1999.9.4 竜頭の滝 1999.9.4 竜頭の滝 1999.9.4 竜頭の滝
1999.9.4 四段の滝 1999.9.4 四段の滝 1999.9.4 四段の滝


@所在地:広島県福山市山野町
A分類:竜頭の滝(りゅうずのたき):直瀑、
         四段の滝(よんだんのたき):段瀑(4段)
B落差:竜頭の滝:30m、四段の滝:22m
C概要:竜頭峡には、竜頭の滝、四段の滝がかかっている。竜頭の滝は、古谷川本流にかかる
滝で、山野田原の古谷川に沿って遊歩道を約1.5kmほど登ったところにある。遊歩道はよく整備
され急な場所もなく歩き易い。滝までは薄暗いジメジメした陰気な雰囲気の中を歩く。周囲の木々や
渓谷の岩なども苔むしていて、一人で歩くと心細くなるほどだが、滝との出会いに期待しながら
歩くと、時間の経つのを忘れる。

滝に到着すると、円柱をくり貫いたような高い絶壁の底にいるような雰囲気が漂い、大きな滝壷が
まず目に入る。そして、絶壁のある一点だけに、V字型のクサビを打ち込んだような切れ込みから
約30mを一気に落ちている滝の姿に感動する。「竜頭の滝」という名は、天に昇る龍が地上に玉を
吐く姿を形容して付けたといわれているが、そんな雰囲気がよく伝わってくる。実際よりもスケール
の大きな滝に感じるのは、周囲の環境が大きく作用しているからかも知れない。水量も水質も
申し分なく、圧巻な景色を眺めていると離れ難い気分になってくる。

四段の滝は、竜頭の滝から約500mほどの上流にある。竜頭の滝の滝壷から、つづら折のコン
クリート製の急階段を喘ぎながら登ると車道に出る。車道から右手の遊歩道に入ると広い滝壷が
目に入る。そこに大小合わせて四段の滝が落差を変えながら落ちている。滝全体の落差は21.5m
と小ぶりである。しかし、最上段のさらに上にある防砂ダムと連なっているような錯覚と、末広がり
に斜めに落ちてくる遠近作用からなのか、実際よりはスケールの大きな滝に見える。