壮瞥滝
(そうべつたき)


発電所が工事中のお陰で
水飛沫が霧状に舞い上がり
往年の姿を取り戻してくれた。

2003.10.10


所在地 北海道有珠郡壮瞥町滝之町 駐車場・トイレ ・駐車スペースがある
・トイレはない
分類 直瀑 落差 18m
概要・感想 壮瞥滝は、洞爺湖の流出口にあり(洞爺湖から約70m)、18mを一気に落ちて長流川支流壮瞥川にそそぐ。ここは、洞爺湖からの唯一の流出口だそうだが、滝下にある発電所のために流量が制限されているという。特に、水量が減少する冬期は枯れ滝になるとのことで寂しい。ただ、訪れたときは、発電所が工事のために取水を中止しており、洞爺湖の清らかな水が、10mほどの滝幅いっぱいに水飛沫をあげながら豪快に落ち壮観であった。さらに、岩に叩き付けられた落ち水は霧状に舞い上がり、滝壷に近づくと全身びしょ濡れになるほどだった。翌週に虹を期待してでかけたが、到着時間が遅く、叶わなかった。(笑)なお、「壮瞥」はアイヌ語の「ソウベツ(ペツ)」が転化したもので、「滝の川」という意味だそうだ。滝は滝之町にあるが、この地名も壮瞥滝に由来する。
行き方1(駐車場起点) 距離・所要時間 約200m、徒歩3分 道順・足場・ヒグマ情報など ・看板に従い散策路に入る。始めは左に壮瞥川を見ながら歩くが、すぐに小さな橋を渡り、右の壮瞥川の流れを見る間もなく、滝正面に達する。僅か3分ほどで呆気ない。
・滝壷前は木製の歩道(約5m)となっているが、訪れた時は滝壷の水が歩道に溢れ、滑って転倒するところだった。(笑)濡れると滑りやすいので注意したい。
地図 ・スーパーマップル 1 北海道道路地図 発行:昭文社 2002年4月
行き方2(出発地から最寄の駐車場まで) 起点 札幌市南区真駒内 川沿1−1交差点 距離・所要時間 約110km、約2時間45分
標識・看板 看板は見つけられなかった
壮瞥滝は、 札幌市内を起点にすると、国道230号線を定山渓温泉、中山峠、喜茂別市街を経由して洞爺村に入り、道道66号線を洞爺市街に下りるとよい。さらに、道道132号線を洞爺湖沿いに時計回りで半周すると、洞爺湖温泉からの道道2号線に合流する。ここは左折して600mほど先の信号付き交差点まで下り、国道453号線に合流する。左折すると大滝村、右折すると伊達市に行けるが、左折気味に斜めにつけられた細い道に入る(壮瞥川とガソリンスタンドの間)。そこを 300mほど進むと、滝入口の看板と、数台分の駐車スペースがある。なお、喜茂別町から国道276号線、国道453号線回りで大滝村を経由し、壮瞥町滝之町に至るルートもある。早月の滝キムンドの滝に寄るなら前者、三階滝に寄るなら後者のコースがよいだろう。
特記事項など 中西栄一著 「続 日本の滝200選」によれば、「大正8年水力発電所ができ、現在では往時の景観には程遠いが、毎年4月20日から11月20日までの間毎秒0.4トンの水を滝に流すことになった。」と記されている。