スミレサイシン (菫細辛)
Viola vaginata
別名:トロロスミレ
スミレ科 スミレ属
低地〜山地の林内に生え、茎の高さは5〜15センチ。地上茎はなく、地面から伸びる花柄に直径2〜2.5センチの
淡紫色の花をつける。側弁基部には毛がない。距は太く、短い。葉は心形で、先がとがり、花後に展開する。
托葉は葉柄から離生する。和名は、葉がウマノスズクサ科のサイシンに似ていることに由来し、別名は太くて長い根
をトロロにして食用にする地方があることに由来するという。
花期:4〜5月 分布:北海道(南部)、本州、四国
スミレサイシンは、函館山登山道沿いでも見られた。函館山はスミレの種類が多く、この日だけで本種以外にアケボノ
スミレ、オオタチツボスミレ、タチツボスミレ、ヒカゲスミレ、ヒナスミレ、ミヤマスミレを確認できた。2007.5.6
スミレサイシンは、厚沢部町にあるレクの森・土橋(つちはし)自然観察教育林で見られた。この日は、ほたるとの
約束で、函館の五稜郭公園のサクラを見に行く予定になっていた。少し遠回りになるが、この季節にしか見られ
ないスミレも楽しんでしまおうということになり、ナガハシスミレの生育地として知られる当地まで足をのばした。
コースを間違えてしまい、本来のコースは30分も歩けなかった。しかし、ナガハシスミレだけでなくスミレサイシン
の群落にも出合えてよかったと、かじかむ手をさすりながら駐車場に戻った。2007.5.5
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| 2007.5.6 函館市 函館山 Canon Power Shot G7 | |
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| このような大株をはじめ、マット状に広がる 群生を前にして、ほたるは「わぁ〜、凄い!」と 底冷えのする寒さも忘れ歓声をあげた。 Canon Power Shot G7 |
図鑑用に花のアップを撮るように 頼むと、側弁基部に毛がないことを 確認できる写真を撮ってくれた。 CASIO EXILIM EX-Z3 撮影者:ほたる |
| 2007.5.5 檜山郡厚沢部町 レクの森土橋 | |
| 側弁基部には毛が無い | 距は太く、短い |
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今年も桜(ソメイヨシノ)の開花を合図にいつもの場所に行った。昨年は、直径1メートルほどの巨木が歩道に
横たわり乗り越えるが大変だった。2004年9月8日に上陸した台風18号で倒れたものだが、今年は、それが
処分されていた。その場所を気付かずに通過するぐらいきれいに・・・。2006.5.13
スミレの写真家として著名ないがりまさしさんによれば、スミレサイシンは、花期が早めで桜が開花する頃に
見られるという。先日、もっと早咲きのヒナスミレを見つけたばかりなので、もうそろそろかと注意しての花探し
に興じる。(笑)意外にあっけなく出会えたが、個体数は極端に少なかった。
もっとも、今年は雪解けが大幅に遅れ、寒い日続いているため、桜の開花も遅れている。単にスミレサイシン
の開花も遅れ、見つけ難いだけなのかも知れない。同じ頃に見られるミヤマスミレもまだちらほらだった。
他に、フクジュソウ、ミズバショウ、ザゼンソウ、エゾエンゴサク、ヒメイチゲ、エンレイソウ、、ナニワズの花が見ら
れた。シロバナエンレイソウの花も見かけたが、ちらほらだった。2005.5.5
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| 2006.5.13 Canon EOS 20D+EF100mm F2.8マクロ |
2005.5.5 Nikon COOLPIX995 |
| 葉は心形で先がとがる。ふつうは花後に展開するため、花期には縮れていることが多い。 江別市 野幌森林公園 |
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