タチツボスミレ (立坪菫)
Viola grypoceras
スミレ科 スミレ属
低地〜亜高山帯の日当たりのよい草地、落葉樹林内、道端などに生え、茎の高さは5〜15センチ。地上茎や根元から
伸びる花柄に、直径1.5〜2センチほどの淡紫色の花をつける。唇弁に紫色のすじがある。側弁基部に毛はない。
距は紫色を帯びる。茎葉は心形で、先がややとがる。托葉は櫛の歯状に裂ける。
花期:4〜5月 分布:日本全土
今日はほたると白老町にあるポロト自然休養林を散策した。ポロト湖、及びその周辺の国有林がレクリエーションの森として
整備されていて、広さは396ヘクタールもある。ポロト湖は周囲4kmの沼だが、それに沿って約6kmの遊歩道がある。
今日は、アイヌ民族博物館の北東にあるカムイ入口からビジターセンターまでの3.8kmを歩いた。
暖かくなるという予報を信じて軽装で来たが、冷たい風が吹き荒れ何度も引き返そうと思った。しかし、ヒナスミレ、タチツボ
スミレ、フイリミヤマスミレと次々にスミレが現れ、それに導かれるように進む。ミズバショウの群生地では、ほのかな甘い
香りの空気を胸一杯に吸い、山菜採りの家族とアズキナ(ユキザサ)の話しをしているうちにビジターセンターに着いた。
カムイ入口から3時間もかかってしまった。かなりの道草だったが、ちょうどお昼になりキャンプ場付近のベンチで弁当を広げた。
ここを歩いたのは初めてだったが、運よく7種のスミレに出合えた。特にタチツボスミレは、途切れることがないと言ってよい
ほどで、遊歩道沿いの斜面はこの花のためにあるかのようだった。帰りは来た道を引き返したが、次の機会には対岸の
遊歩道を散策してみたい。2008.5.4
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| 2008.5.4 白老町 ポロト自然休養林 Canon Power Shot G7 |
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タチツボスミレは、函館山の登山道沿いに咲いていたが、ヒカゲスミレの方が数で圧倒していたため、危うく見逃すと
ころだった。もっとも、筆者が初めて見るヒカゲスミレ、アケボノスミレの方に集中していたこともあるが。(笑)2007.5.6
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| 花柄に毛があるタイプだった。 | 托葉は櫛の歯状に裂ける。 |
| 2007.5.6 函館市 函館山 Canon Power Shot G7 | |
タチツボスミレは、地上茎がはっきりしていること、托葉に櫛の歯状の深い切れ込みがあること、側弁基部に毛がない
こと距は細く短く、淡い紫色の花をつけることなどから見分ける。野幌森林公園では遊歩道沿いにオオタチツボスミレと
混生している。タチツボスミレは、距が淡い紫色(オオタチツボスミレは白色)なので、これはタチツボスミレ、あれは
オオタチツボスミレと見分けながら散策するのも楽しい。2004.5.24
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| これも花柄に毛があるタイプ 2005.5.22 恵庭市 Nikon COOLPIX995 |
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| 地上茎があり花は淡い紫色。 花柄が茎葉のつけ根と株の根元から出ている。これに対し、オオタチツボスミレは 根元から花柄を出さない。 2004.5.20 札幌市 藻岩山 Nikon COOLPIX995 |
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花柄に毛が見られるタイプ
花柄に毛がないものが典型とされるらしが、筆者が出会ったのは、花柄に毛があるタイプばかりだ。分類上、変種ケタチ
ツボスミレとする場合もあるようだ。
| 側弁基部に毛がない |
距は淡い紫色 |
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| 2004.5.24 江別市 野幌森林公園 | 2004.5.14 恵庭市 |
| Nikon COOLPIX995 | |