ウリュウコウホネ (雨竜河骨)
Nuphar pumilum var. ozeense forma rubro-ovaria
スイレン科 コウホネ属
雨竜沼の池塘に生える。水中の根際から伸びる花柄の先に、直径2〜3センチの黄色の花を1個
つける。黄色の花弁に見えるのは萼で、5裂する。萼に包まれるように、中央に10個前後の柱頭
が合着して盤状になる柱頭盤、その周りに多数の雄しべ、さらにその周りに多数の花弁がある。
柱頭盤は暗紅色、子房は赤褐色になる。葉は水面に浮かび空中に突き出さない。長い柄があり
広卵形で、基部は心形。裏面に細い毛が密生する。
(注)雌しべは、ふつう柱頭、花柱、子房の3つの部分からなる。
写真家 岡本洋典氏の「伝説の湿原 雨竜沼」によれば、雨竜沼湿原の種は、オゼコウホネの
一品種として2005年2月にウリュウコウホネとして報告されたとのこと。オゼコウホネは子房が
緑色に対し、ウリュウコウホネは子房が赤褐色になるのが特徴で、雨竜の名を持つ唯一の
植物だとのこと。
花期:7〜8月 分布:北海道、本州(中部地方以北)
今日もウリュウコウホネを見ることができた。しかも、花がこちらを向いて何かを語りかけている。
「ほら、よくみてちょうだい!子房は赤褐色なのよ!」と。(笑)2005.8.13
雨竜沼湿原の池塘では、ウリュウコウホネが見頃となった。2005.8.7
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| 柱頭盤は暗紅色。そして、子房は赤褐色だ。 2005.8.13 |
分かり難いがコウホネ沼の水面から ウリュウコウホネが顔を出す。 2005.8.7 |
| 雨竜町 雨竜沼湿原 | |
| Canon EOS 20D+EF70-200mm F2.8L USM +エクステンダー EF2× |
CASIO EXILIM EX-Z3 |
ウリュウコウホネは雨竜沼湿原の池塘で見られた。先週(7月24日)は、木道から約10メートルも離
れた場所で咲いていたため、柱頭盤(雌しべの先)の色の確認が難しかった。今日は約5メートルと
ぐぅ〜んと近づいてくれた。(笑)それでも、70〜200ミリのズームレンズに2倍のエクステンダーをつけ
(35ミリ換算で640ミリの超望遠)どうにか写る程度である。柱頭盤は暗紅色だが、子房が赤褐色かは
確認できなかった。
7月16日に、苫小牧市のウトナイ湖でオゼコウホネが咲いているのが見られたが、写真を撮れる
距離ではなかった。2005.7.30
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| 柱頭盤(雌しべの先)は暗紅色 子房は赤褐色のはずだが、確認は無理だった 花でルリイトトンボが羽を休めている 2005.7.30 雨竜町 雨竜沼湿原 Canon EOS 20D+EF70-200mm F2.8L USM +エクステンダー EF2× |