八ツ淵の滝
(やつぶちのたき)


1994.6.4 大摺鉢 1994.6.4 大摺鉢


@所在地:滋賀県高島郡高島町
A分類:直瀑
B落差:20m

C概要:比良山系の最高峰武奈ケ岳が源の鴨川(八池谷)に八ツ淵の滝群がある。昭文社刊
「山と高原地図 46 比良山系 1991年版(調査執筆:田中 亘)」の登山ガイド「八淵の滝・
八雲小屋を経て」では、次のように解説されている。

これからいよいよ八淵の滝群がはじまる。最初のものが魚止めの滝。魚がこれより上流には
のぼれないという意味でつけられたのだろうが、それほどでもない。次が障子の滝である。
二段になっており、その間の滝つぼの真上を鉄パイプの橋で渡ったり、水煙の中を岩登りする
のはスリル満点である。しかし注意書きがしてあるように充分足もとに注意したい。障子の滝を
すぎると又、遊歩道に出合う。
ここから第三の滝、空戸の滝(からとのたき)をながめる事ができる。しばらく歩くと、隷書体で
「八淵」と読めるといわれている大きな自然石がある。ここにあるのが第四の滝、大摺鉢である。
八淵の滝コースの核心でもある。左側のコースをたどるとまもなく第五の滝、小摺鉢である。
大摺鉢と、小摺鉢の名前は滝名ではないが、何かと愛嬌がありそうで滝の名前にしたい。
小摺鉢をすぎ、屏風をたてたような岩壁の間から流れ落ちているのが第六の滝である屏風滝
である。屏風淵と言った方がよいかも知れない。ここでは、左側を高巻きして上部にでる。

まもなく第七の滝、貴船の滝があらわれる。対岸へ渡ると岩の凹角があり、じめじめしている。
岩角を梯子で登り、さらによじ登ると落差は50mもあろう貴船の滝の全容が見られる。この
あたりがクライマックスであろう。ここをすぎるとカヤクラ谷出合で第八の滝、七遍返しの
滝(しちへんがえしのたき)につく。これで八淵の滝群の探勝は終わりである。