ユウバリソウ (夕張草)
Lagotis takedana
ゴマノハグサ科 ウルップソウ属
高山帯の蛇紋岩崩壊地に生え、茎の高さは10〜20センチ。茎頂の円柱状穂状花序に、長さ
約1センチの淡青色〜白色の花を多数密につける。花冠は上唇と下唇からなる唇形で、下唇は
2裂する。葉は多肉質で、光沢があり、鋸歯がある。根生葉は長柄があり、広卵形。
ユウバリソウは夕張岳固有種として知られる。
ユウバリソウは、環境省から絶滅危機種(Cr)、北海道から絶滅危惧種(En)として指定されている。
花期:6〜7月 分布:北海道
「今年こそは満開のユウバリソウを見るぞ!」と、早起きして登山口を目指す。しかし、残念なこと
に、林道決壊のため、林道ゲートが施錠されている。まだ5時50分、吹き通しまでなら往復でき
そうなので、とりあえず約8km先の登山道入口に向け歩き始める。約15分で決壊箇所に着く。
ストックで道幅を測ると軽自動車が通れるほどの幅しかない。さらに進むと、笹薮から「ガサッ!
バサバサッ!バリッ!」と大きな動物が降りて来る気配がする。クマよけの鈴で、こちらからも
合図を送るが、単独行なので、次第に恐怖感が増す。そして、悔しさを抑え引き返すことを決断
した。2005.7.2
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| 2004.6.28 | 2003.7.3 |
| 昨年よりも状態のよい 花が数株見られたが 花の盛りは過ぎていた。 |
先端に僅かに白い 花が残る。 |
| 夕張岳(吹き通し) Nikon COOLPIX995 | |
「今年こそは満開のユウバリソウを見るぞ!」と早めにチャレンジしたが、吹き通しに到着するや
いなや、「え〜〜〜っ!もう終わってるの〜???」と、期待がため息に変わった。穂状花序
全体が白く見える個体は数株で、ほとんどは既に散っていた。今年は雪が少なく、6月から急に
暖かくなった関係かも知れない。ユウバリソウの見頃は、その年の気候にもよるが、6月20日〜
25日頃と思われる。来年こそは満開の時期に行くぞ!(笑)2004.6.28
ユウバリソウは、まだ7月の声を聞いたばかりだというのに花の盛りを過ぎていた。残念!今年は
林道のゲートが開いたのが6月27日(〜9月30日)、ユウバリソウの花の盛りを見るためには
長い長ぁ〜い林道を歩かねばならないとは、トホホ・・・。(笑)
7月3日は、望岳台から前岳湿原までの登山道が人の腰丈以上もある笹に覆われ、足元の木の
根や段差などに注意しながらの山行となった。7月29日に下草刈作業が行われスッキリしたが
山開きの時点に、これをやってもらえると多くの登山者が助かるのだが・・・。もっとも、ネットで
夕張岳の山行記録を読むと、以前は林道のゲートが開いている方が珍しかったようで(崩れやすい
路肩が何箇所もある)、登山口の駐車場まで車で行けるだけましかも知れない。(笑)2003.7.3